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いきなりネタばれ全開で感想書くので、どんな映画かな？と思って検索してる人は、この記事を見ないで、そっ閉じしてください。
目次(クリックでワープ)
あらすじ
天才詐欺師に弟子入りした美女。
急に捨てられるも、天才詐欺師と偶然3年ぶりに再開。
どうやら同じ山を狙っているらしい。
騙しているのは天才詐欺師か美女か？
そして二人の恋愛は嘘か本物か？
ジャンル
クライムサスペンスとか言われてますが、
クライムの要素も、サスペンスの要素もあまりない。
恋愛の要素が強いです。
家族と見れる？
家族とは見れません。
セックスを連想させるシーンは何回も出てきますし、
会話もゲスで笑えない下ネタが出てきます。
ボクノ評価
個人的には70点、どのジャンルとしても今ひとつ。
エンタメとして、一定の水準は満たしているので、時間があれば見てもいいかなレベル。
内容はスリとか詐欺がメインなので、血みどろの争いは全然ない。
サスペンスの部分も非常にわかりやすく描かれているので、難しい解釈は必要なし。
と、どの年齢層にも対応している内容なのに、過激な描写が出てくるので、
結局どこの層ターゲットにしてるの？という感じ。
強いて言うなら、恋愛映画なので、成人の女性かなぁ。
心理学
心理学の効果がいくつか出てきてました。
閾下刺激、サブリミナルマインド
潜在意識に「ある情報」を刷り込んでおけば、本人は意識していなくとも、特定の行動を取りやすくする。という現象、効果です。
心理学の分野では、↓の書籍がこの効果についての名著としてよく知られています。
| サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書) | ||||
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宣伝はなぜするのか？
商品買う時にCMを覚えてるから買いますか？
ーいいえ。
自分が買いたいと思ったから買ってるでしょ？
ーはい。
でも、違うんです。
あなたは買うように操作されているんです！的な話。
ミラーリング
相手と同じ動作、仕草をすれば、相手は自分に好意を持ちやすくなる傾向がある。
その同調する行為のことをミラーリングと呼びます。
異なる学術分野では違うネーミングもあるようですが、僕はミラーリングで習いました。
最後の騙し合い解説
・天才詐欺師「ハッキングしてIDとパス盗んだ」
「それは無理、15分でログインID変えてる」
・天才詐欺師「女のネックレスに装置埋め込んでIDとパス盗んだ」
「それは無理、その女俺の部屋に入ったことない」
・「実は…」
バン！撃たれる
撃ったのは実は親父（仲間）。
序盤の伏線回収。
「親父が祖父をイカサマ容疑でどうしようもなくなった時撃った。」
そう、これが「トレドのパニックボタン」
可能な解釈
「計画」の意味
相手の老賢者（のちに親父とわかる）が股間がうずくと言って、
天才詐欺師の部屋に見回りに来た時、
天才詐欺師は「大丈夫計画はうまく言ってる」と話しているが、
あのとき話していた「計画」は、おそらく親父と企んでいた「裏計画」のこと。
この時点では視聴者は二人は仲間とわからないので、
「計画」という単語を本当の意味とは違って理解してしまう。
親父が持っていったバック
親父が持って行ったバックにお金は入っていたのか？
というのがおもしろい所かなと。
天才詐欺師が撃たれた時点でバックに金は入っていたし、
車に運び入れたのも親父、
持っていったのも親父、
主人公のウィルスミスはなすすべなくお金を取られてしまったってのが普通の解釈。
でも、思い出してほしい。
主人公は常に1枚上じゃなかったか？
美女（マーゴット・ロビー）を仲間に入れる時、
ダメだと言って、実は受け入れる気満々。
アジア人の富豪との賭けの時、
全て計画通り進んでいたのに、マーゴットには失敗し続けているように演じていた。
車メーカーに偽のプログラムを売るといっていたのに、
本物のプログラムを盗んで売っていた。
親父が持っていったバックの中身はからだった！
僕はそう思います。
| フォーカス(字幕版) | ||||
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泣いて喜びます。
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