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LINEがLINEMUSICと提携して、着信音と呼び出し音を自分の好きな曲(LINEMUSICに登録されている曲)に設定できる「LINE着うた」サービスを開始しました。
サービス開始は2016年8月17日から、その時は呼び出し音のみ設定が可能でした。9月8日には着信音も設定できるようになりました。
が、「呼び出し音に設定したのに曲が流れない」とか「着信音にしたのに相手に流れない」など混乱コメントが続出しているので、わかりやすい図を作成しました。
目次(クリックでワープ)
LINEで設定できる着信音と呼出音とは?
LINEで設定できるのは、ずばり、相手が自分に発信した時に、相手に流れる呼び出し音と、自分に流れる着信音です。自分から電話をかけた時に、自分に流れる呼び出し音と、相手に流れる着信音は設定できません。
LINEで設定できる着信音と呼出音の図
図にすると理解しやすくなります。実際に2台の携帯で実験して確認しました。
ややこしいのは「着信音」と書いていても自分発信の時と相手発信の時の2つあるという点です。「呼び出し音」も同様に2つの意味があります。
それを明示せずに、着信音と呼び出し音の設定としか書かれていないので、ユーザーが勘違いしやすくなっています。LINEで設定できるのは相手発信の時の話です。図で言うと赤色の部分になります。
LINEミュージックの呼出音の設定って自分が人に電話した時の音じゃなくて、誰かが自分に電話した時の向こうの呼び出し音なんだね
さっき知ってちょっと驚いた— まりこ (@391827John) September 30, 2016
着信音、呼び出し音の確認方法
なので、設定が上手くできたかな?と思って自分から誰かに電話をかけても何も変わっていません。確認するためには相手にかけてもらう必要があります。恋人や家族、親しい友人がいないと確認はちょっと難しいですね。
LINEで着信音と呼び出し音を設定する方法
よく迷子になるので自分用にメモ。
歯車マークをタップ
トークとか変更履歴とか見れる画面で右上の歯車マークをタップする。
トークと通話をタップ
基本設定の「トークと通話」をタップする。
通話・LINE着うたで変更する
何度も言いますが、ここで設定できるのは相手発信の時の相手に流れる呼び出し音と自分に流れる着信音です。
考えてみれば当然と言えば当然。もし自分が発信した時に相手に流れる着信音をこっちの設定で変更できてしまうと、こっちが変な曲を設定したらその曲が相手の着信音として流れてしまいます。いたずらがはびこりますもんね。
「お前はなんて曲を設定してるんや!」と言われて、「いえ、これは友人が勝手に設定した曲で…」とならない為に相手発信しか設定できないようになってるんですね。
設定する時の注意点
LINEMUSICとの連携が必要
LINEMUSICのチケットが有効になっていないと曲を設定することはできません。チケットは基本有料で最も安いプランで月20時間で500円(学生300円)。
無料チケットや無料キャンペーン中は設定できますが、期限が切れると設定していた曲は無効になります。
2016年10月6日現在、着信音のみ無料で30日間設定できるキャンペーンが開催されています。一度試してみてください。
呼び出し音は慎重に
呼び出し音は相手が自分に電話した時に、相手に流れる曲。失礼のないような曲を設定しておきましょう。アニソン、ヘビメタ、ヒップホップ系は苦手な人もいるので設定しない方が無難。あえてネタ曲を設定しておいて相手を笑かしにかかるというのも手。
LINE電話の呼び出し音でびびった、うるさいとクレーム受けた。私も設定してるの忘れててクレームのメッセージみて最初なんの話だろうって思ったけどわかった瞬間電車でにやにやしちゃった
— Kawasaki (@sui03BYE_) September 20, 2016
設定できる長さは任意の30秒
1曲まるごとは設定できず、自分の好きな所から30秒を切り取って設定します。
まとめ
LINEの設定が不親切なおかげで、着信音ってなんだっけ?呼び出し音は?という定義をしっかりと整理できました。
LINEMUSICとずーっと連携しないと曲の設定は有効にならないので、いい商売を見つけるなぁと思いました。スタンプ販売だけでなく、どうやって多くのユーザーから金を巻き上げるかという戦略が見事です。
LINEバイトも登録数を伸ばしてるようですし、ほんと商売上手ですね。
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泣いて喜びます。
<a href="http://49hack.jp/line-cyakusin-yobidasi-chigai/">LINEで設定できる着信音と呼出音が説明不足すぎて大混乱!図で理解しよう!!</a>