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ASUS(エイスース)は2016年5月30日、COMPUTEX TAIPEI 2016の「Zenvolution」でノートパソコン「ZenBook3 UX390UA」を発表しました。
性能よし、値段よし、コスパよしの神機ではないかと俺の中で話題です。
主なスペックと、考えられる欠点をまとめます。
参考ASUS ZenBook 3 UX390UA | Notebooks | ASUS Global
(9月30日追記)Zenvolution -進化し続けるASUSのZen-
2016年9月28日に東京で「Zenvolution -進化し続けるASUSのZen-」が開催され新製品が発表されました。5月の発表会では不明だった値段と日本市場に投入するモデル、発売時期の目安が公表されました。欠点と考えていた6つの部分の答え合わせをします。
日本で発売されるのは2モデル
- UX390UA-256G(Core i5-7200U / 8GB / 256GB):13万9800円(税別)
- UX390UA-512GP(Core i7-7500U / 16GB / 512GB):18万4800円(税別)
税込みでいくらになる?
消費税が8%なので
- 139800×1.08=15万0984円
- 184800×1.08=19万9584円
日本価格だった?(単純ドル換算より高い?)【1】
日本で発売する約20万のZenbook3と同じスペックの海外の値段は1499ドル。199584÷1499=133.14…円なので、1ドル133円換算となる。
現在1ドル=101.47円なので、紛れも無く完全に日本価格
ただし当初予定していたIntel Core i7-6500Uから、2016年末に出荷するパソコンから搭載される第7世代の最新CPUである、Intel Core i7-7500Uに変わっているので、多少はその分の上乗せ費用と考えられます。
専用ドッグは付く?【2】
拡張ポートがイヤホンジャックとUSBtype-c×1しかないので専用ドックがつくかどうかが大事でした。結論は、ASUSミニドッグが付属品としてついてきます。データー転送用のUSB3.0×1、映像出力用のHDMI×1、本機への充電用のType-C×1 を搭載。
よかった…?
待て、待て待て待て!!
事前情報ではさらにVGA端子、 RJ545 LANポート、3in1SDカードリーダーの付いたユニーバーサルドックのはずやん。だから「ASUSミニドッグ」なんか…
周辺機器としてはUSB-C接続のユニバーサルドックがあり、USB-C 3.1ポート、USB3.0ポート、HDMI端子, VGA端子, RJ545 LANポート、3in1SDカードリーダーが搭載されています。
日本価格の癖に、付属品もしょぼくするのはひどいー。
液晶画面はグレア(光沢)だった?【4】
ノングレア派の僕には悲報です。表面仕様に「グレア」と明記されています。
発売日はいつ?【6】
- Zenbook3の日本発売は10月下旬。
- 新型Macbookproの発売日は噂では10月24日、予定は10月下旬、遅くても11月中旬で2016年には確実に発売されるようです。
Zenbook3がMacbookproに勝てる要素あるのかな…。
その他のZenbook3の欠点として心配している、ファンレスじゃない=音がうるさい可能性【3】とチープな印象【5】は購入者の感想記事を参考にしないとわからないので流通してからまた情報を追加しようと思います。
心配していた点が予想通りダメだったので、Zenbook3にはがっかりしました。夢を見させてくれてありがとう。今のところ購入は見送りが濃厚です。パソコン難民は一体何を買えばいいのか…。
ZenBook3
※日本円は1ドル110円計算
- Core i7/メモリ16GB/PCIe SSD 1TBモデルが1999ドル(約22万)
- Core i7/メモリ16GB/PCIe SSD 512GBモデルが1499ドル(約16.5万)
- Core i5/メモリ4GB/PCIe SSD 256GBモデルが999ドル(約11万)
日本での発売次期・価格未定。
もし、3モデルが発売されたら、値段と性能的に2番目のモデルを購入します。
vistaパソコンを使っていて、今後1年以内にパソコンを買い換えようと思っているので。
参考windows vistaユーザーのOSアップグレード期限、パソコン買い換え期限のまとめ
主なスペック
- Intel Core i7-6500U、メモリ16G(LPDDR3-2133)、SSD512G(PCIE Gen3 SSD)
- 重さ910g、駆動時間9時間、
- 解像度1920×1080(フルHD)、画面12.5インチ、Gorilla Glass 4
- Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
- Windows 10
Zenbook3の欠点
Zenbook3の欠点になりそうな点を、重要と思われる順に紹介していきます。
杞憂に終わることを願います。
「日本価格」の不安【1】
海外製品でいいものが発表されて喜んでいたら、日本で発売するときには「日本価格」として単純なドル換算以上の値段で発売されることが往々にしてあります。
Zenbook3が「日本価格」で発売されないことを祈るばかり。高くなるとコスパの良さがなくなって、単なる高性能パソコンになってしまいます。
USBtype-c【2】
拡張ポートがイヤホンジャックとUSBtype-c×1しかありません。従来のUSB端子ではないので、USBメモリなどは直挿しで使えません。
ただ、USB-C接続のユニバーサルドックを使用すれば、USBも使えます。
専用アダプタを買って、USBハブを使用すれば今まで通り使えるのでそれほど問題にはならないかと。
周辺機器としてはUSB-C接続のユニバーサルドックがあり、USB-C 3.1ポート、USB3.0ポート、HDMI端子, VGA端子, RJ545 LANポート、3in1SDカードリーダーが搭載されています。
パソコンの付属品としてついてくるのかどうかは不明。
ファンレスじゃない=音がうるさい可能性【3】
ファンレスじゃないので、ファンが回る音がうるさくないかというのが心配です。
CoreMシリーズだとファンレスで設計できるようですが、Mより強力なCoreiシリーズを搭載するとなると、冷却するためのファンが必要になるようです。
Zenbook3では薄さ3mmという極薄の空冷システムを内蔵していますが、果たして音はどの程度に抑えられているのかが気になる所。
液晶が光沢【4】
液晶が光沢であるという情報があります。
光沢は色鮮やかに表現できるメリットがありますが、映り込みやすく、キズ付きやすくて、目が疲れやすいというデメリットがあります。
スマホフィルムはノングレア使ってますし、個人的には非光沢の方が好き。できれば非光沢であってほしい。
参考第1回 光沢液晶 vs. ノングレア液晶──それぞれのメリット/デメリットを理解しよう
チープな印象【5】
画像や動画ではチープである印象は受けませんが、触ってみるとチープさが目につくという意見があります。
- 剛性感の薄い、強く押すとグニャリとする印象のある打鍵感
- 金属筐体の質感は、表面仕上げや各所の剛性感(たわみ具合)などを含め、Macbookに比べてややチープな印象
Macbook pro(2016)の発売とかぶる?【6】
Zenbook3はMacBook Proを意識して作られたwindows機。
薄さや性能などはMacBook Pro(2015)を超越したと宣言していますが、新作のMacBook Proは2016年の10月~12月に発売が開始され、2016年モデルの「MacBook Pro」はデザインが大幅に刷新され完全に新しいものになると予測されています。
Zenbook3は発売が2016年10月以降になるという話なので、発売時期がもろかぶり。進化したMacbook pro(2016)と比べると見劣りするZenbook3という構図にもなりかねません。
新型MacBook Proは2016年第4四半期(10月〜12月)に発売が開始される
MacBook Pro 2016は有機ELタッチバーとTouch ID、バタフライキーボード搭載か? | IT Strike
ZenBook 3の発売日は公表されていませんが、会場の担当者によれば、2016年10月以降になると
まとめ
Zenbook3の欠点(心配な点)は現時点で6つ。
- 日本価格
- 拡張ポートの少なさ
- ファンの音
- 光沢液晶
- チープな作り
- MacBook Pro(2016)と発売かぶり
新たな情報が判明されれば追加していきます。
corei7、メモリ16g、SSD512Gとスペック的には僕の希望通りなので、値段と欠点とのバランスを考えながら購入を考えます。
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泣いて喜びます。
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