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日食なつこのツアー「クラブ・イクリプス2」に行ってきました!
今回のツアーのファイナルオブファイナル(by komaki)となった大阪の2ndステージ
会場限定シングルの中身と空中裁判の歌詞の解釈について紹介。
日食のライブはこれで3回目となりました。
玉置浩二のライブ参加回数を超えそうな勢いですw
#日食なつこ#クラブイクリプス2 pic.twitter.com/hjhinwXbto
— 山中美咲 (@9msk19) June 9, 2018
目次(クリックでワープ)
会場限定シングルの中身
物販の会場限定シングル「空中裁判」1500円を購入しました。
1000円の予定が1500円に
当初は1000円の予定だったのがコストが高くなり1500円になったという謎の品
ライブに行ってもあまり物販は買わないんすが、分厚い箱に興味をそそられて買いましたw
komakiも日食も1つも確保していない
セットリストの合間の話で
会場限定シングルはお客さん用にしか作っていないので、ドラムのkomakiさんにも配ってないと話していました。(CD-Rはもらったらしい)
本人でさえ確保してないという幻確定の品。
気になる中身
- シングル盤(空中裁判、タイヨウモルフ、DESPERADO、土佐野菜)
- 各曲の厚紙デザイン歌詞カード
- 立体飛行機
シングル盤の紋様、ポストカードのハンコ、NAS(nissyoku airline system)、箱のシールまで芸が本当に細かい!
企画からデザインまで相当こだわり抜いたな〜と思える品が詰まってました。
クラブ・イクリプス2 感想
日食なつこは初めてのビルボード大阪だったようですが、
演奏スタイル、曲調がビルボードにマッチしてました。
やや下世話なkomaki氏との掛け合いもよかったですw
「大停電」前の朗読も雰囲気上がるしいい演出でした。
参考 <ライブレポート>日食なつこ、クラブツアー【クラブ・イクリプス2】 Billboard JAPAN
バイタリティーが止まらない
今回のライブでは新たなシングル4曲の中から土佐野菜を除く3曲を披露してくれました。
新曲のクオリティも非常にいいので、ノリに乗ってる気がします。
今年はライブやツアーをしまくっているので、
その合間をぬって曲作りをするのは相当しんどいはず
大阪のなんばハッチのライブのMCで
一流アーティストの所作を学んで、私もまだまだだと思い知らされた。
だけどこのままでは終わらない、絶対に追い越してやる。
その気概を見せるべく今年は活動していく。
というようなニュアンスの発言をしてたのでまさに有言実行。
日食なつこのバイタリティーはとどまるところを知りません。
空中裁判が武器として加わった
新曲4曲の中では特に空中裁判が好きです。
ヘビロテ決定の良い曲。
「空中裁判の歌詞に出てくる主人公はある罪を犯しています。その罪は何か、どういう過去があるのか想像して聞いてください」という趣旨の発言がライブ中にありました。
空中裁判の解釈
解釈は読者の数だけ存在するという言葉があります。
@49hackJpなりの解釈を少し。
主人公が犯した罪は?
恋人との自殺を試みた結果、恋人は死に、自分は生き残ってしまった
結果としての殺人罪。
刑法などの法学的には「自殺教唆罪」が適用される事案?
これは空中裁判に出てくる以下の歌詞から推察が可能です。
間違って君の手を握って飛び立って
でも運命に負けて君の影を見失って
自殺を試みるも自分だけが助かり、恋人に対する殺人罪?かそれに近い罪を背負います。
もしかすればそれは刑法上、罪には問えないかもしれません。
だからこその
「絶対的道徳が下した極刑」
相手の親や自分の親、友人、マスコミ、宗教者からの詰問があることでしょう。
「今なら許します」という人
などそれらしい人からの発言が歌詞に出てきます。
比喩ではないというトリック
上述した2行の直後に出てくる歌詞
「地上へ一直線 ぶつかる前に振り向いて」
「地上へ一直線 ぶつかって飛び散って」
一見すると何かの比喩に思える表現ですが、
実は、起きた出来事を表現しているだけという恐ろしいトリックが。
ぶつかる前に振り向いて
おそらく飛び降り自殺をはかって、落下している最中に振り向いた
ぶつかって飛び散って
地面に到着した瞬間・・・つまりそういうことです。
「運命」は2つの異なる意味がある
運命は文字通り「自分の行く道を規定する定め」なんですが
空中裁判の中の「運命」は2つの異なる意味合いがあります。
主人公の行動前後で理解するとわかりやすいです。
冒頭「運命に逆らえば」の「運命」
「運命に逆らえばどうなるか」の「運命」は、
今まで反抗をしてこなかった主人公の「運命」を表現しています。
推察するに
恋人との結婚を反対された主人公が
その運命を認めるのではなく、
反旗を翻し、
駆け落ち的な意味合いとして自殺を選ぶという道程が描かれています。
「運命に負けて」の「運命」
「運命に負けて」の「運命」は
一緒に死のうとしたが死ねなかったという「運命」を表現しています。
暗い曲調ではないのはなぜ?
歌詞からすればバラードになってしかるべきですが、
空中裁判は聞けば元気になるアッパーな曲です。
それはこの曲が、運命に抗い、結果として望んだ結果が手に入らない、
むしろ最悪の方法で、最悪の結果を招いたとしても主人公の心のうちは「快晴」
だからに他なりません。
空は快晴 ただ快晴
この表現は主人公の心を表現した比喩
ぶつかる前に〜 とかが比喩ではなく
空は快晴 が比喩である
と読み解くことが空中裁判解釈のポイントになる難解な点かと思います。
時間軸の組み立てがちょっと怪しい部分もあるので他の解釈があればコメントもらえると助かります!
参考 日食なつこ ツアー【クラブ・イクリプス2】インタビュー | Special | Billboard JAPAN
日食が語る「空中裁判」の設定
6月10日に日食なつこの公式ブログで詳細が明かされました。
隠されていた設定は民法709条・710条あたりの「不貞行為」でした!
@49hackJpの予想は残念ながら外れてしまいましたが、同じような解釈をしていた人も。
世の中の道徳や一般的な感覚が本当に正しいのか?善と悪の概念の根拠は何処にあるのか?
この男は最後は死刑になって自分も死んで、
「快晴」。なんだと。もー日食さんの文学的歌詞に夫婦で激論が続いてますよーー‼
深読みが止まらなくなってますよーーー!— mesomeso usagi (@mesomeso_usagi) June 10, 2018
設定予想は外れましたが、解釈はリスナーの自由ですからねぇ(強がり)
「空中裁判」を「不貞行為からの飛び立ち」とするのか
「手を取り飛び立ち、地面に叩きつけられるまでの神による裁判の時間」とするのか
後者の方が僕はしっくりきますが、それだと公に歌えないような曲になってしまいかねないので、大人の対応で前者に落ち着かせたのかな?という深読みもできます(強がり)
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泣いて喜びます。
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