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「そこの肥満!(fat man)」
大勢の前でいきなり罵られたらあなたはどうしますか?
目次(クリックでワープ)
ファン・ハール、キレる
マンチェスター・ユナイテッド監督ファン・ハールが、
ニール・カーティス(Neil Custis:英紙「sun」のマンチェスター・ユナイテッド番記者)に「そこの肥満」と暴言を吐いたことがニュースになった。
https://youtu.be/nTB6QOaIAGQ(動画URL)
大人の対応
「何だとこの野郎ー」
汚い言葉で喧嘩を売られると、ついついこちらも応戦しがち。
この番記者は「サンキュー」と応じ大人の対応を見せた。
その後、ニール・カーティスは膝の手術を4か月前にして運動ができなくなり、約13キロ太ってしまったことを話す。
「You are right Louis I am fat.I had a knee operation four months ago that stopped me running and going to the gym(以下略)」
企画の立ち上げ
話はこれで終わりではない。
さらに彼は「そこの肥満!(fat man)」騒動をキッカケに企画を立ち上げる。
「俺は5月末までに28ポンド分(約13キロ)体重落とすから、お前は5月末までに28ポイント稼いでみろ」と宣戦布告。
勝者は約18万円分を任意の慈善団体に寄付できるようにしようぜと提案。
- サッカーの試合で勝利すれば3ポイント、引き分けで1ポイント、負ければ0ポイント獲得となる。
- マンチェスター・ユナイテッドは近年選手の入れ替えに失敗し大きく成績を落としている。
- 4か月で28ポイントは余裕でクリアできる?レベル
企画サイトではトレーニング動画をUP、どちらが勝つかユーザーに投票してもらうなど工夫を凝らしている。
2016年1月16日までに2650人の投票があり番記者有利の予想が過半数を超えている。
fat man騒動で学んだこと
自分への暴言から企画を立ち上げることを思いつくのはすごい。
同じ土俵で罵り合うのではなく、買い言葉を「おもしろい企画」に転換する。
そうすれば、お互い傷つかないし、周りを巻き込んだムーブメントになる。
自分への暴言をチャンスと捉えるメンタルの強さと、発想の柔軟性に感服。
僕もブロガーとして、人間として、こんな神対応できるよう精神的に成長していきたい。
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泣いて喜びます。
<a href="http://49hack.jp/neil-custis/">センスある「買い言葉」で売られた喧嘩をムーブメントにする</a>