劇団あおきりみかん「つぐない」の予習と感想

この記事の読了時間は約6分です。

あおきりみかんという劇団の「つぐない」を見に行ってきます!

5月に見に行ったbreak a leg企画第1弾「非常の階段」に感銘を受けて、第3弾となる「つぐない」を急遽見にいくことにしました。演じる劇団は違えどいい芝居に違いありません。

参考 劇団アマヤドリ「非常の階段」の予習と感想

あらすじはかなりシリアスな感じで、罪の意識を持てない人物が「罪」をつぐなうべきかなのかどうかをめぐる話です。

あおきりみかんという劇団のテイストは喜劇らしいので、シリアスなテーマの中で笑いがどう織り込まれ、テーマについて深くえぐってくれるのか楽しみです。

僕にとって芝居を見にいくのは4回目です。

✴︎2017年6月27日観劇後の感想を追記しました

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「つぐない」とは

  • 2017年初演、劇団あおきりみかん 其の参拾七(37)
  • 2017年6月に兵庫、7月愛知、8月東京の3都市で上演される。
  • 次代を担う表現者の発掘・育成を目的とした“次世代応援企画 break a leg 29年度第3弾に選出。

あらすじ

罪の意識が薄い主人公?が他者への感情の吐露という形で語り、「つぐなうべきかどうか」を尋ねる。

聞いてください。
少しの時間でいいんです。
出会ったばかりの貴方にこんな話するのはおかしいと思うんですけれど、今話しておかないと、これから先の人生が、まるで変わってしまうような気がして。わたしは人に対して「悪いな」という気持ちが湧きません。ですからこれまで、ずいぶん人のものを取ってきました。物も、時間も、場所も、男も。当たり前のように取ってきました。仕方ありません。「悪いな」と思わないのですから。

あおきりみかん次回公演情報

芝居のテーマとしては、精神障害者には刑事責任が問えないというような「構成要件」につながる話だと思います。

参考 精神障害を持つ犯罪者の減刑について- Yahoo!知恵袋

芝居は、罰を問えるかという法的な問題ではなく、「つぐなう」という行為者の心的力動にまつわる話。世の中の仕組みではなく、人間の仕組みにスポットライトを当てているはずです。

伊丹公演の日にちと時間

僕は伊丹(兵庫県)公演初日の6月24日に行く予定です。

開演は18時、開場は17時半(当日券入場は17時50分)、整理券・当日券の販売は17時〜

3都市公演の最初ということもあり妙に気持ちが高ぶりますw

AI・HALLは1度行ったことがあります。

施設近くに公園やスーパーがあるので早めについても時間が潰せるし、芝居小屋が生活空間の中に溶け込んでいるので伊丹市の文化レベルの高さに嫉妬しました。

49hack
宝塚市にもこんな施設あったらなぁ・・・

劇団あおきりみかんとは

喜劇の劇団

一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、『会話』と『関係』のズレを中心とした喜劇を上演

劇団あおきりみかん

どんな芝居にも笑えるシーン(笑わそうとする所)は必ずあります。

「喜劇」と呼ぶ芝居の笑いと通常の芝居の笑いの違いは何なのか、体験して明確に整理できればなと思っています。単純に笑いの量の違いなのか、結末のおかしさなのか。

主な受賞歴

  • 教文短編演劇祭2015優勝
  • 名古屋市芸術賞「名古屋市芸術奨励賞(2011)」受賞
  • 愛知県芸術劇場演劇フェスティバル「グランプリ賞(2010)」受賞

話の予想・オチ予想

罪の意識の薄い人物の目的は、自分が話しかけた人物の罪の意識を奪うというもの。

罪の意識を奪った相手は自分の過去の悪行に巻き込まれた被害者だった。

相手の罪の意識を奪い自分のように仕立てあげることが、彼にとっての「つぐない」。

「つぐない」の感想

観劇後感想を追記します。

つぐないを見てきました。

芝居の特徴など感じたことをまとめます。

あおきりみかん「つぐない」

主人公の女の台詞量が多く、終始早口

演技で魅せるのではなく、ナレーションのような語りも全て台詞にして話していました。

今まで見た3つの芝居は「語り」は台詞にしていなかったので、斬新な感じがしました。

一方で、話を聞く側の男の「語り」は序盤は全くなく、ゆったりとした間で台詞を話します。

中盤あたりから男のトラウマが女の悩みとクロスオーバーして話が展開、その時になって初めて、男も「語り」部分を台詞として話し出します。

回想場面は椅子の上で

過去の回想場面は教会の椅子の上で行われ、椅子から椅子への飛び移ったりして表現していました。

テレビでは忠実に再現しそうなところですが、芝居は空間や背景が決まっているため現実的にはありえない方法で回想シーンを表現します。

それが芝居の面白さなんですよね。

隣にいる他人とは違う異空間であると、ふすま1枚されあれば感じられる日本人の心性だからこそしっくりくる感じ。

オチがしっかりしている

ネタバレになるので言及できませんが、オチがしっかりしていました。

ストーリーがあって演じるというのが芝居なので、オチなんてなくてもいい、むしろない方がいいとさえ思いますが、「つぐない」ではどんでん返し系のオチがありました。

オチがある芝居は今回が初めてでした。

テレビ化もできそうな脚本

芝居で魅せると言うよりも脚本で楽しませるという感じだったので、テレビでやるのも可能。

芝居独特の世界観は控えめなので、初めて芝居を見に行く人でも抵抗なく楽しめると思います。(ちょっとセクシャルな言葉も出てくるけど)

一緒に見た友人も「めちゃくちゃ楽しかった」と大満足でした。

セリフのいい間違えが多い

全体公演の1回目ということもあってかセリフのつまりやいい間違えが多かったです。

リアルな会話でもいい間違えはあるので気にすることはないかもしれませんが、1時間45分の芝居時間の中で10回以上はミスがあったと思います。

いままで見た芝居では3回以内で終わっていたのでちょっと多いかなと思いました。

特に、主人公の女の妹が彼氏の名前を言う時に、名前をいい間違えてしまったのは絶対にやってはいけないミスだと思いました。

名前を間違うなんて本当の恋愛関係であればありえませんからね。

劇団のゆるキャラがいる

ポンカン君とみかんちゃんという劇団のゆるキャラがいて、物販グッズも安価で販売されていました。

もう1度芝居を見て、面白ければタオルや缶バッジなどの購入を検討します。

あおきりみかん「つぐない」


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泣いて喜びます。

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