Xiaomi Smart Wifi Bluetooth Speakerのレビュー【提供品】

Smart Wifi Bluetooth Speaker

この記事は2017年2月25日に更新しました。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。

この記事の読了時間は約9分です。

gearbest社よりBluetoothスピーカーのレビュー依頼がありました。

商品は「Xiaomi Smart Wifi Bluetooth Speaker

市場価格1万円前後と高価なスピーカーです。

スペック、特徴、製品デザイン、デメリット、設定方法などをレビューします!

レビュー記事では良い点だけでなく、不満点についても書いていきます。
レビュー記事に対するスタンスの詳細は↓
商品のレビュー記事作成を依頼されたら提示すべき5条件

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Smart Wifi Bluetooth Speakerとは

Smart Wifi Bluetooth Speakerは中国のXiaomiが販売しているbluetoothスピーカー。

Xiomi

Xiomiは中国のスマホシェア約10%(シェア率第4位、2016年第2四半期)のスマホの生産をメインとする企業です。

bluetoothスピーカー

端末の音楽データをスピーカーに飛ばして再生できる物をbluetoothスピーカーと言います。

有線接続ではないのでコードが必要ないのが利点です。

注意点としては、

  1. データを送信する端末にbluetooth機能がないとデータを飛ばせない
  2. 送信側の端末で最初にペアリング(受信端末を設定)をすること
  3. 端末との接続範囲は約10mで障害物があると音が途切れがちになること

Smart Wifi Bluetooth Speakerのスペック

製品仕様ページと説明書記載のスペックを簡単にまとめました。

説明書掲載のスペック

説明書より抜粋

主な対応端末

iPhone、iPod、PC、タブレット、ラップトップ、携帯電話、MP3、MP4、MP5

端子

USB端子、AUX端子

USB内の音楽が再生できます、AUX端子を使えばipodなどと有線でつなげます。

Wifi規格

802.11b/g/n/ac

高速規格のacに対応しています。

Bluetoothバージョン

Bluetooth 4.1 BLE

音のパワフルさ音質

ドライバーユニットは2.5インチでスピーカーの数は4つ。
電源最大出力は30W
SNR≧105dB
THD+N特性≦0.1%

出力が30Wなのでどんな大部屋でも爆音を響かせられます。再生ノイズも少なく演奏の楽器の音がかなりクリアに聞こえます。

内蔵ROM

8GB eMMC

実際に使える容量は6.53GB

重量・サイズ

重量:1.63kg

サイズ(横×縦×高さ):28.20cm X 9.50cm X 9.00cm

動作電圧

AC100V – 240V

Smart Wifi Bluetooth Speakerの特徴

記憶メモリ内蔵、中華音楽アプリとの連携、ラジオ(中国語)の連携。

8Gの記憶メモリが内蔵

Smart Wifi Bluetooth Speakerは本体に8Gの記憶メモリが内蔵されています。

アナログ時代のスピーカーはCDやレコードを音源としていたので、本体に記憶メモリは必要ありませんでした。過去にレビュー記事を書いた5つのbluetoothスピーカーにも記憶メモリはありません。

スピーカー本体に記憶メモリがあるというのは生産コストがかかる反面、ユーザーの利便性が向上する画期的な機能だと思います。

本体に音楽データを入れておけば「再生」ボタンを押すだけで、お気に入りの音楽が再生できます。

中華音楽アプリとの連携

中華系音楽アプリとの連携が簡単にできます。

中華系の音楽アプリは個別にダウンロードする必要はなく、専用のアプリを1つダウンロードすると、まとめて検索できるようになっています。

アーティスト名を検索してプレイリストを作れば、曲をダウンロードすることなく再生することができます。

Smart Wifi Bluetooth Speaker

対応している中華系音楽アプリ一覧

検索に対応しているのはXiami、Mimusic、kuwoの3つ。

XiamiとMimusicは日本からの再生が弾かれている?ようで、うまく再生できるのはkuwoのみ。

KukeとBevaはタップしてカテゴリごとにまとまっている曲を再生します。どちらも再生可能でした。

ラジオ(中国語)の連携

これは日本人にはいらない機能ですw

中国のラジオをSmart Wifi Bluetooth Speakerで再生することができます。

49hack
完全に中国語
Smart Wifi Bluetooth Speaker

ラジオステーション一覧(中国語)

Smart Wifi Bluetooth Speakerのデザイン

デザインは非常にシンプルで白色なので、どんなインテリアにも合います。

49hack
スタイリッシュ

Smart Wifi Bluetooth Speaker

操作面

上部に電源ボタン、縦に音量+と音量マイナスボタン、左右にスキップボタン、真ん中にPlay(一時停止)ボタンが配置されています。

下部のチャンネルボタンは本体の音楽データやアプリ内に作ったチャンネルを切り替える時に使います。
Smart Wifi Bluetooth Speaker

背面

左からAUX端子、USB端子、電源コード

Smart Wifi Bluetooth Speaker

裏面

滑り止めのゴムが角に4つ、型番など。

Smart Wifi Bluetooth Speaker

赤々とした中国らしいデザイン

Smart Wifi Bluetooth Speaker

梱包物

説明書、スピーカー本体、電源コード。

AUXコードはなし。

Smart Wifi Bluetooth Speaker

電源コードの金属部分はプラスチック製品のカバーがしてありました。

Smart Wifi Bluetooth Speaker

Smart Wifi Bluetooth Speakerのデメリット

内蔵バッテリーがない

Xiaomi Smart Wifi Bluetooth Speakerには内蔵バッテリーがありません。

なので、電源コードと本体を繋がないと動きません。

電源コードを本体から引き抜くと電源ランプが消え、電源ボタンを押したり、長押ししても電源は入りません。

「Bluetoothスピーカー=携帯できるスピーカー」というイメージだったので最初は故障かと思いました。

説明書を見るとバッテリーに関する記載がないので内蔵バッテリーはないようです。

せっかく本体に記憶メモリがあるのに電源コード接続必須というのは使う場所を選びます。

初期設定が難しい

説明書は簡易なペラ1枚の紙で、しかも中国語オンリー。

電源コードを差し込んだら電源ランプが白色から赤色に変わって訳のわからない中国語(おそらく警告)が流れてウンともスンともいわない。

電源コードを抜いたら反応なし(内蔵バッテリーがないことに気づいていなかった)

使い方がわからなすぎて危うくGearbest社に問い合わせる所でしたw

MI Speakerアプリをダウンロードする

http://soundbar.pandora.xiaomi.com/upgrade/wifi_app.htmlにアクセスするか下記画像のQRコードを読み取ってXiaomi Smart Wifi Bluetooth Speaker専用のアプリをダウンロードします。「小米音响」と検索してもOKです。

Mi Speakerアプリ

アプリをダウンロードしなくてもスピーカーのBluetooth機能は使える気がしますが、アプリの設定を済ませないと電源の赤色ランプ点灯が止まらなかったので、アプリのダウンロードは必須かもしれません(これぞ中国w)

このアプリ、Appstoreでは配布されてるみたいですが、Googleplayでは配布されていないため、スマホ側で「提供不明元のアプリのダウンロードを許可」しなければダウンロードできません。いわゆるGoogleが認めていない野良アプリになります。

求められる権限は電話の状態(なぜ?)、ストレージへのアクセス権(端末内の音楽再生のため?)。

wifiの設定をする

アプリからwifiのパスコードを入力して、スピーカーをwifi環境下に置きます。

スピーカーにはBluetooth機能があるので、端末から音楽データを送信して再生可能なんですが、スピーカーの記憶メモリに音楽データを入れるには同じwifi環境下にあるパソコンやスマホからデータを移動するので、その時にwifiを使うみたいです。

スピーカー本体にデータを入れる

USBをさせばアプリ上にUSBデータチャンネルが出現するので再生ができます。

AUXで有線接続をすればAUXチャンネルが出現するので再生ができます(アプリやスピーカーからは曲の選択やスキップはできません

「スピーカー本体にデータを入れること」が少し難しかったのでメモ。

【Macの場合】

Finder で「移動」>「サーバへ接続」を選択

サーバのネットワークアドレスを、「サーバアドレス」に入力します。

smb://192.168.11.9

「接続」をクリック、必要に応じて、ユーザ名とパスワードを入力し、サーバボリュームまたは共有フォルダを選択

サーバー内の「media」フォルダの中に音楽データを入れれば本体側の記憶メモリに保存されます。

詳しくは→OS X Mountain Lion: ネットワーク上のコンピュータやファイルサーバに接続する

Mi Speakerアプリ

Xiaomi Smart Wifi Bluetooth Speakerまとめ

長所

  • デザインがかっこいい
  • 操作ボタンがわかりやすい
  • 爆音で聴ける(おそらく小ホール〜中ホール位なら問題なく使える)
  • クリアな音質
  • wifi規格はacに対応
  • 本体に記憶メモリ(8G)がある
  • USB内の音楽も再生できる
  • 有線接続も可能
  • 中華系音楽アプリからストリーミング再生できる
  • プレイリストの切り替えができる(本体のチャンネルボタン)
  • 中国語のラジオを聴ける

欠点

  • 説明書がペラい&中国語
  • 内蔵バッテリーがない=電源コード接続必須=充電という概念がない
  • 重いので携帯に不向き
  • 機能を使うにはアプリのダウンロードが必須
  • アプリはGoogleplayでは配布されていない野良アプリ(Appstoreでは配布されてる)
  • 最初のwifiの設定とか、本体にデータを入れるのが慣れるまではちょっと面倒

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49hack
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