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ダウンタウン松本人志がプロデュースを務めた「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル2」が4月26日(水)よりAmazonプライムビデオにて配信されます。毎週水曜日に配信され全5話で完結。実験的要素の強いお笑い番組。
テレビや映画、DVDといった一般的なメディアではなく、Youtubeやニコニコ動画、AbemaTVのような生放送サイトでもない、Amazonプライム会員しか見れないプライムビデオでの配信というのが既に面白い。
無駄な要素をそぎ落とした実験的な作品
ネタを事前に考えることも大事だと思うんですけど、それが本当に“お笑い”なのか? と疑問に感じることもありました。地上波放送の場合は、みんなを楽しませるために“お笑い”以外の味付けも必要になってくるが、今回は素材だけの力で勝負してどれだけ面白くできるのか考えました
「テレビでは間違いなく視聴率取れないでしょうね。本当に一生懸命見てもらわないと、この面白さってなかなか伝わらないし、相当客は選ぶというか、お年寄りとか女・子どもが見てそこまでどうなんだろうって部分はありますね。本当に好きな人は、のめり込むように見てくれるんじゃないかなって、そういう意味ではこのぐらいのターゲットを絞り込む感じで、ねぇ、Amazonってそんな簡単に見れないでしょ?じじいがなかなかできないでしょ、会員になったり、ややこしいでしょ?じじいには無理ですもんね。小学校低学年でも多分無理なんで。」
ドキュメンタル第一回配信(2016)松本人志
目次(クリックでワープ)
ドキュメンタルSeason2参加芸人一覧
- バナナマン日村
- アンジャッシュ児嶋
- ダイアン津田
- バイきんぐ小峠
- 森三中・大島
- 平成ノブシコブシ吉村
- ジャングルポケット斉藤
- 宮川大輔
- FUJIWARA藤本
- ジミー大西
Season2参加芸人の特徴
- season1にも参加していた芸人は宮川、藤本、ジミー大西の3名
- season1は吉本所属の芸人だけだったが、season2では日村(ホリプロ)、児島(人力舎)、小峠(ソニー)など吉本以外の事務所からも選出されている。
- season1と比べると東京色が強い。大阪は津田、宮川大輔、藤本、ジミー大西の4人。
- ネタを作っていないがインパクトの強い芸人が多く招聘されている印象、コンビを組んでいてネタを作っているのは藤本と小峠(吉村も?)のみ。
- ツッコミの数が多めで色とりどりのツッコミを揃えている、児島、小峠、津田、藤本。
Season2の構図
人柄とキャラが面白い人で雰囲気を醸成し、上滑りする浅いボケをツッコミが笑いに変えていくという流れになるはず。
ツッコミが大勢いるということは何をやっても面白く拾ってくれるので、伸び伸びとボケることができ、掛け合いが何個も生まれると思います。
攻守のバランスがいいのはバナナマン日村と小峠。間違いなく優勝争いをしてくるでしょう。
関西で爆発的な人気を誇るダイアン津田にも要注目です!
参考 ダイアン単独ライブ「追加公演のダイちゃん」人気すぎてチケット取れず!
ドキュメンタル2 配信日時
第1回 2017年4月26日(水)
第2回 2017年5月03日(水)
第3回 2017年5月10日(水)
第4回 2017年5月17日(水)
第5回 2017年5月24日(水)
閲覧が可能になる具体的な時間帯は不明。
Season1では公開日の0時頃から閲覧が可能になっていました。
ドキュメンタル Season2のルール
- 参加者は1人100万円の参加費を用意する。
- 時間制限は6時間。
- 同じ部屋に集まった参加者同士があの手この手で笑わせ合う
- 小道具の持ち込みは自由
- 笑ってしまうとイエローカードかレッドカードが出る
- イエローカード2枚かレッドカード1枚で退場
- イエローカード未満の場合オレンジカードが出て注意される
- 最後まで残った1名は賞金100万×10+松本からの100万=1100万がもらえる
- 中断ブザーから競技再開までは笑ってもOK
- 松本から電話で指示が入ることがある
- 後半戦はルールが厳格化←撤廃?
- 6時間経過しても一人にならなかった場合はポイントの多い者が優勝
Season1からのルール変更
賞金が1000万から1100万へ増額
松本が100万出して総額は1100万に。
100万の参加費で優勝すれば1100万、差し引き1000万の儲け。
「優勝者なし」は撤廃、ポイント制に。
6時間経っても一人にならなかった場合、その時点でポイントが多い人が優勝。
ポイントは人を笑かすことで1ポイント加算される。
延長戦は撤廃。
Season1では一人に絞り込むために後半戦はルールが厳格化されましたが、Season2でもそのルールを継承するのかはエピソード1では触れられず。
イエローカード2枚で退場
Season1ではイエローカード3枚で退場でしたが2枚で退場になりました。
ドキュメンタル2の感想
配信終了後に感想を追記します
エピソード1の感想
煽りのみでエピソード1終了。
Season2のメンツは正直Season1に比べてワクワクしない。小ボケをツッコミで面白くするというスモールベースボール的な笑いにとどまらなければいいんだけど・・・
ダイアン津田と元彼女が何かと話題を提供してくれる小峠の2人には期待している。
ジミーの登場シーンは笑った。さすが何かやってくれる男。
エピソード2の感想
ジミー大西の痛覚の極限「アっツ〜」という言葉に笑いを堪える大輔の顔がすごかったw
笑うことって条件反射だと思ってましたが、それに抗う大輔の意地を感じました。
エピソード3の感想
大島は何がやりたかったんでしょうか、自分が女芸人出場の活路を見出すという意気込みはあったのかな?
残るためではなく、テレビで売れるために持ってるネタをやっておこうという津田の姿勢が残念でした。
エピソード4の感想
下ネタのオンパレード。
品のない学校の運動部の合宿最終日の夜の悪ノリでした。
滑ったことをフリにして「何もしない」ことがボケになる面白さ。
笑うことを我慢しすぎると欲求不満になって、なんでもないことで笑ってしまうという人間の特性が垣間見れました。
吉村と斎藤のポンコツぶりがひどく、小峠と藤本がいなくなったら場が回らなくなってしまう製作側の危機感もあったりしたような・・・。
エピソード5(最終回の感想)
密室での対決映像に事前インタビューなどの編集を加えながら見せるというのはいい!
ドキュメンタルという名前からすれば、撮れたものを加工せずにそのまま出すのが筋なんでしょうけど、編集してくれた方が見る方の気持ちも盛り上がってきます。
相手を蹴落とすために戦ってきたはずが、最後の二人になるとラストをいかに盛り上げるかという共闘作業になるんですね。
互いが互いを引っ張りあいながら、極限状態で模索していく醍醐味がSeason2では見れました。
ドキュメンタルの醍醐味はラスト2人になってからの攻防。
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泣いて喜びます。
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