ワイドナショー(5月8日放送)で見た松本人志のコメントの特徴分析

この記事は2016年5月12日に更新しました。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。

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5月8日に放送されたワイドナショーで、ダウンタウンの松本人志のコメントがキレキレすぎて、芸人コメンテーターはかくあるべきとの姿を見せつけられました。

番組の紹介と印象的なコメントを紹介し、松本人志のコメントの特徴について考えてみました。

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ワイドナショーという番組について

ワイドショーネタを芸能人がざっくばらんにコメントしていくという番組。

MCに東野幸治、レギュラーコメンテーターに松本人志、飛び道具に前園真聖を起用している豪華なキャスト。毎回ゲストは3人位で、コメンテーターの凌ぎ合いが見れます。

5月1日には日本の総理大臣である安倍晋三が出演したことも話題になりました。

人気番組へと変貌

始まった当初は松本の「まともな発言ができる所を見せつけてやろう感」が強すぎて、コメントも空回り気味、ゲストが武田鉄矢、長嶋一茂の時はコメントが的を得ていて、聞いていて面白いんだけど、それ以外のゲストのコメントは聞くに耐えられない感じで、面白いとは思えませんでした。

それがいつからか、視聴率がうなぎのぼり(10%越)となり、関東では放送時間の裏番組であるサンデー・ジャポンに匹敵する番組になっています。

参考『ワイドナショー』急伸の背景に松本人志の「ネット戦略」

参考『ワイドナショー』が『サンジャポ』を猛追

松本人志の変化

ダウンタウン好きの僕も、録画してまで見る番組ではないと判断してたんですけど、最近ネットから漏れ伝わってくる松本のコメントが抜群に面白い。

久しぶりに5月8日放送を見たら、もうコメントがキレキレすぎて感動するレベルでした。

番組当初は情報7days(TBS)のビートたけしを目指してコメントしていたように思えましたが、自分の求められているものはそうじゃない、より番組を面白くするためにはどういうスタンスでコメントをすればいいのかなどをきちんと理解して、コメントの方向性を修正しているように感じました。やはり1流です。

5月8日放送の松本人志のコメントハイライト

2016年5月8日放送の面白い!的確だなぁと思った松本人志のコメントを振り返ります。

北村優衣(16)を見て一言

松本人志「メイクがホステス感出てますよ」

 タレントパワーランキング(20代評価)で浜田より下と知って一言

松本人志「日本の20代終わった」

タレントパワーランキング 2016 (20代男性)
①嵐
②中田敦彦(オリエンタルラジオ)
③イチロー
④浜田雅功(ダウンタウン)
⑤サンドウィッチマン
⑥松本人志(ダウンタウン)
⑦ローラ
⑧松岡修造
⑧内村光良(ウッチャンナンチャン)
⑩日村勇紀(バナナマン)

「タレントパワーランキング 2016」首位に松本人志!《ワイドナショー》 – めもらんだむ

ちなみに、タレントパワーランキング(10代)では嵐を抑えて松本人志が1位でした。

ベッキー騒動にコメントした中田敦彦と宮迫博之のプチ喧嘩について一言

松本人志「どっちも可愛い後輩が、ベッキーなんかでもめんなや」

笑点の桂歌丸が司会を引退することについて一言

松本人志「続けてほしかった。日本の象徴みたいな番組やと思うんですよ、高齢化がどんどん進んでいく中で、こういう人たちが、もう座布団やめて布団に変えてもええくらい。寝ながらなんかさ、布団3枚持って来いみたいな!湿布2枚貼っとけ!そういうのんでもいいのかな」

舛添要一の経費問題について一言

松本人志「メッキと頭がはげてきた。」

「て・て・てぐらもり監督」と前園が発言したことについて

松本人志「いきなし、てててぐらもりって何すか?『おのののか』みたいになってるやん」

松本人志のコメントの特徴

瞬発力

おのののかという例えがすっと出てくるあたりは流石だなぁと思います。瞬発的にひらめくのか、日頃から使えそうだなと思ってストックしているのかはわかりませんが、噛んでもうてるやん!とかで片付けられそうなことも、きっちりと笑わせる技術はスゴイです。

素直

コメントを見返してみると、自分の感性に素直であることがベースにあって、それを笑いの要素を加えておもしろコメントにするという感じがします。

大喜利風

コメントの長さについてもできるだけ短くして、大喜利みたいに発表している気がしました。

新たな視点の提起

「うまいこと言うなぁ」「あ~そういう視点もあるな」というような、先を行くコメントが多く、それが「聞いていて飽きない」「次は何を言うか聞きたい」という気持ちにさせてくれます。

視聴者の認識できている気持ちをまんま代弁するというコメントではなく、言語化されていない気持ち、時には視聴者すらも認識できていない気持ちを代弁しているように感じました。「そうそう、私もそう思ってた!」という類のコメントが多い。それができるっていうことは自分の感性に敏感である証拠です。

動画


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コメント

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