キングオブコント2016優勝予想と感想(答え合わせ)

キングオブコント2016finalist10

この記事の読了時間は約11分です。

キングオブコント2016の優勝を予想してみました。参加条件、審査方法、ネタ順などの情報も。10月2日に放送されたコンテンスト結果と審査員への感想を追加しました。

キングオブコント2016 大会概要

キングオブコントとは?

  • TBS主催で毎年1回行われるコント師日本一を決める大会
  • 芸歴制限なし、プロアマ不問
  • 優勝賞金1000万円
  • 2016年のエントリー総数は2510組
  • 決勝のネタ時間は4分

放送時間

2016年10月2日(日)18時55分~22時55分の4時間生放送(TBS)

ネタ時間は4分×10組と4分×5組で合計1時間、あとの3時間はどうつなぐのだろう…

審査方法

「ファーストステージ」では各組それぞれネタ終了後、5人の審査員が1人100点(合計:500点)で採点。全組の終了後、その得点上位5組が「ファイナルステージ」に進出する。
「ファイナルステージ」ではその5組が2本目のネタを披露し、再び5人の審査員が1人100点(合計:500点)で採点する。「ファーストステージ」の得点と、「ファイナルステージ」の得点を合計し、合計点の最も高い組が優勝となる。

 キングオブコント – Wikipedia

キングオブコント2016では、松本人志(ダウンタウン)、大竹一樹・三村マサカズ(さまぁ〜ず)、設楽統・日村勇紀(バナナマン)の5人が審査員を務める。東京色が強い。

ネタ順

  1. しずる
  2. ラブレターズ
  3. かもめんたる
  4. かまいたち
  5. ななまがり
  6. ジャングルポケット
  7. だーりんず
  8. タイムマシーン3号
  9. ジグザグジギー
  10. ライス

キングオブコント2016優勝予想

決勝に進出する5組を予想

ななまがり、だーりんず、ライスは知らないので却下。
ジャングルポケット、しずるで笑った記憶がないので論外。

決勝進出する5組はタイムマシーン3号、かまいたち、かもめんたる、ジグザグジギー、ラブレターズになると予想。

優勝予想

本命はタイムマシーン3号、対抗はかまいたち、単穴かもめんたる、複穴でジグザグジギー、大穴ラブレターズ。

◎タイムマシーン3号
○かまいたち
▲かもめんたる
△ジグザグジギー
×ラブレターズ

◎(本命)勝つ可能性が一番高い
○(対抗)勝つ可能性が二番目に高い
▲(単穴)本命・対抗以外で勝つとしたら一番可能性が高い
△(複穴)本命・対抗以外で勝つとしたら▲に次いで可能性が高い
×(注目)穴。番狂わせを起こすかもしれない

競馬の予想に使われる◎○△▲× のマークの意味がいまいちはっきりわかりません。どなたか詳しくお教えてください。

タイムマシーン3号

タイムマシーン3号は2000年結成で決勝進出者の中では一番キャリアが長く、M-1グランプリの決勝進出経験も2回ある。加えて、深夜のお笑い番組でネタを3~4回最近見たが面白かった。

2005年のM-1グランプリではいまいち力を発揮できず「M-1グランプリで滑ったコンビ」という印象が強かったが、ここ数年で一皮も二皮も剥けた気がする。設定が斬新で他のお笑い芸人は真似できない。

かまいたち

関西の番組でよく見かけるようになった実力派の若手芸人。2016年は既に歌ネタ王決定戦で優勝している。ツッコミの濱家は「はまいたち」というソロライブを大阪でするなど、劇場での活動も積極的。エッジのきいたお笑いが得意で大阪なら評価されるが、審査員が松本以外東京なのでどうなるか。ホームルームコントは秀逸で何回見ても笑える。

かもめんたる

2013年(第6回大会)のキングオブコントで優勝したが、イマイチ売れず再び参戦。脚本はオリジナリティのあるキモ面白い物が多い。最近はキモさが強いネタが多くなっていて、そのバランスが上手くとれたネタができれば優勝の可能性も出てくる。世にも奇妙な物語で出てきそうな秀逸なコントを期待したい。

感想(答え合わせ)

優勝は全く知らなかったライスでした!ジャングルポケットは優勝に値するネタではなかったと思うのでよかったです。

1回目のネタ(ファーストステージ)披露後の得点順位

かまいたち、タイムマシーン3号、かもめんたるの進出は予想通り。ライスとジャングルポケットが同点でトップ通過というまさかの結果でした。

総合ポイント

kingofconte2016-tokuten

得点分布

2強:ジャングルポケット、ライス

4中:かまいたち、タイムマシーン3号、かもめんたる、しずる

4弱:ジグザグジギー、だーりんず、ななまがり、ラブレターズ

ファーストステージ感想

ジャンポケの高得点とラブレターズの最下位に納得がいかない。

ジャングルポケット

ジャングルポケットのネタを審査員が高評価したのは意外でした。笑えた所はパソコンを膝の上で開いたところ位。流れが強引だし、声のボリュームがずっとうるさくて面白くない。

ライス

脅迫される側という立場の弱い人間が「~してくれい」というワードを使って懇願するのは非現実的なんだけど、どこか人間の醜さを表現しているようでもあり楽しめました。特に「肩揉んでくれい」と小さなお願いを小声で話すあたりがうまかった。

かまいたち

人質になってるツッコミのワードセンスが抜群でおもしろかった。「なんでこっちが見に行かなあかんねん」「新しい魅せ方すな!」など、やってるボケは同じなんだけど、それの何が面白いかという輪郭をツッコミで明確にして笑いにする感じが達者だなぁと思いました。

タイムマシーン3号

タイムマシーン3号はネタの選択ミスな気がしました。もっと面白いネタあったはず。リアクションを見ていると優勝するというよりはファイナルステージに立つということを目標にしていた感じだったので残念です。

かもめんたる

ネタはやはりキモさが際立っていて、笑いの要素が少ないのが気になります。アンガールズ田中、ノンスタイル井上みたいに個人のキモさだったらツッコミで笑いに変えられるんですけど、ネタの気持ちわるさってなかなか笑いにかえにくい気がします。お笑い芸人やめて物書きになるか、気持ち悪いネタをどう笑いに変えていけるかという挑戦が彼らの使命だと思いました。

だーりんず

ゴールデンであのネタはダメ、スポンサーから苦情くるレベル。お茶の間が凍りつく事件があちこちで起きたと思うと心が痛い。下積み時代が長すぎてテレビにフィットしていない気がしました。やっとの大舞台で持ってきた渾身のネタがこれならもう将来はない。松本が「僕は好き」と言ってくれてたのが唯一の救いかな。

ラブレターズ

野球拳の音頭に乗せて展開していく野球ネタで「バント、バント、スリーバント」というワードをメインにストーリーが肉付けされていきます。松本が「掛け合いをもっと見たかった。野球拳の歌い始めが一番面白かった」と評していましたが、もっと評価されてよかったんじゃないかなと思いました。

このネタの問題は、「スリーバント」というルールは野球に詳しい奴じゃないとわからないってところ。ルールを知らないと「バント」を3回しているから「スリーバント」と言っている、それの何が面白いの?となってしまいます。スリーバントの切なさはコアな野球ファンしか理解できません。その点に思い至れなかったのが敗因。

2回目のネタ(ファイナルステージ)の得点

ファイナルステージもファーストステージの通過順位通りになりました。

  1. ライス 470点
  2. ジャンポケ 464点
  3. かまいたち 456点
  4. タイムマシーン 448点
  5. かもめんたる 439点

ファイナルステージの感想

ライス

水かと思ったら自分の尿だったという意外性あるネタがよかった。どんでん返し映画好きなので大好物。中盤の合コンのくだりあたりから終盤は盛り下がってやや失速した感はあったけど、ジャンポケかライスならライス優勝でしょうという審査員の気持ちを感じました。

ジャンポケ

3人だからこそできるネタで、オチに至るストーリーまでよく出来ていたけど好きじゃない。やまびこ、ETCのくだりなんか見ていてイラッとする。若い女性客にはめちゃくちゃウケていたけど、こんなのがチヤホヤされるから面白い奴が出てこーへんねんと思ってしまいました。

かまいたち

順位予想のときに紹介したホームルームコントを持ってきた。尺が4分で、動画より少し長かったのでテンポが悪くなっている気がした。ネタ以外のコメントは10組の中では図抜けていて笑いをとりまくっていた。「優勝ですか?」「このまま機械が壊れれば優勝やのに」「大阪-1グランプリなら優勝なのに」。東京に行ってしまう前に単独ライブに行ってみたい。

タイムマシーン3号

ネタは面白かったが得点は伸びず。

賞レース決勝で得点が出やすいネタ

かまいたちとタイムマシーン3号のファイナルステージネタの得点が伸びなかったことから、キングオブコント決勝では、ありふれた設定では高得点が出にくいと思いました。

賞レース、ましてや決勝はテクニカルな物が評価されるんだなと。
奇抜や着眼点が面白い設定、最後まで盛りさがりなく楽しめるか、掛け合いはどうか、間は絶妙か、ボケの意外性はどうか、突っ込みやボケの言葉のセンスなど、技術的な上手さを感じるコントでなければ高得点は出にくい。

「一番おもしろい」という一見シンプルな評価基準を噛み砕くと、「わかりやすさ」も必要だし(ラブレターズのネタのような見る者の知識を必要としない)、テクニックを感じらるネタでなければ優勝は難しい。

審査員大反省会

松本人志

「後で(楽屋で)話すわ」など自分の発言力の大きさを知っていて、芸人へのダメ出し的なことはテレビではあまり言わない気遣いが多々見受けられました。が、それは審査員のコメントとしてはそぐわない。視聴者は1流のプロがどうネタを評価したのかが聞きたいのであって、「後で」などと言うのは審査員としての職の放棄に違いない。もっと専門的なアドバイスを後で楽屋でするにしても、見ている視聴者に伝えられる範囲は何で、どう言えばいいかをもっと考えて欲しかった。

さまぁ~ず

三村マサカズは「~の時の顔が面白かったから~点」などコメントで1ボケするのが激サブ。大竹は完全に空気だし、さまぁ~ずの二人が審査員に入ってるのが謎。

バナナマン

何が良かったと思ったかを二人ともきっちりと言語化できていて好印象。短い尺の中で「え~」などを挟まずに、きっちりとまとめるのはすごい。

特に2本目のジャンポケのネタの後のコメント。「2本とも面白かったのはライス、ごめんね」など、言わないといけない自分の中の評価基準をきっちり表明するあたりに賢さを感じた。

ただ、ファーストステージ1本目のしずるのネタに2人とも90点以上をつけちゃってたのはダメ。賞レースなんだからどんなネタでも1本目は80点~85点位、せめて90点以下にしとかないと、しずるより面白いネタを評価する時の幅が10点しかなくなってしまう。コメントをする能力はあるのに点数をつける能力が低い気がした。

浜田雅功

審査員ではなくMCで奮闘。番組序盤の「早く降りてこい」など前説的な役割を担っていました。

タイムマシーン3号のファイナルステージの点数を間違って読み上げてしまうという大失態がありました。正しくは448点なのに「443点」と叫んでしまってました、その後「合計点は893点!」と言っているのにミスに気づかず、誰も訂正せずにそのまま番組は終了。

デジタルパネルだったので、8の左半分が老眼で見えなかったか、MCが見るモニターの調子が悪かったのかもしれないが(番組中三村の採点機器が壊れるトラブルあり)、賞レースでは演者の名前を間違えることと、点数を間違えることは絶対やってはいけないので反省してほしい。

まとめ

  • ライス優勝おめでとう!
  • ジャンポケはやっぱり嫌いだった
  • かまいたちは早く東京に行くべき、そのまえに単独ライブ行きたい
  • 賞レースはテクニカルなネタが好まれる
  • 審査員からさまぁ~ずは外すべき


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泣いて喜びます。

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コメント

  1. りとちゃん より:

    ジャンポケ嫌いは完全同意です。

    ただ一つだけ。
    まっちゃんのかまいたち後のコメントで「後で言うわ」はテレビで言えないことだったんだと思います。

    わたし個人としては「下着泥棒」のクダりが明らかにキンコメを彷彿とさせるため笑えなかったってのを言おうとしてるんだと感じました。

    平常でみたら面白いけど、このタイミングで下着泥棒は出したら、いかにおもろいネタかて全国区の賞レースは取られないゆうことかと。

    個人的にはかまいたち優勝だと思ってますけど、まぁキングオブコント2016の優勝ネタがあれは無理だろうな、とまっちゃんの言いたいことが分かったような気がしましたね

    • kodou kodou より:

      りとちゃんさんコメントありがとうございます!
      まっちゃんがコメントを言わなかったという批判ではなく、1歩進めて「何を言おうとしていたか」と推測する楽しみがあったんですね。勉強になりました。
      ジャンポケ嫌いの賛同も励みになりますw

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