アインシュタインがお笑い界を席巻するたった1つの理由

アインシュタイン漫才協会大賞受賞

画像出典 ナタリー

この記事は2016年1月16日に更新しました。
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アインシュタインが吉本イチ押し芸人に!

第一回上方漫才協会大賞(※1)が2016年1/11(月・祝)に開催され、@49hackJpイチ押しの若手芸人アインシュタインが大賞を受賞しました。

上方漫才協会大賞とは

吉本興業に所属する芸歴およそ10年以下のコンビを対象に、劇場などでの活躍などを審査する。年1回表彰する大会です。

上方漫才協会大賞ホームページ

上方漫才協会大賞(2016)ノミネート一覧

2016年1月13日 05108 JST

はい。単なる吉本イチ押し芸人を決めるだけの大賞でした・・・。

しかし、こうしてつまらない大賞でも地道に獲得していくことがテレビ出演につながっていきます。

もっともっとテレビで彼らの活躍がみたい!

アインシュタインの実力

アインシュタインは結成6年目ですが、既にオールザッツ漫才を2度制覇している実力派(2度優勝はアインシュタインのみ)。

2015年はMー1グランプリ準決勝進出(最下位の20位)。

現在も劇場で月に一度コンビで新ネタのみのライブを開催、ツッコミの河井ゆずるは一人トークショーをするなど精力的に活動中。

ダウンタウン以来の衝撃

僕は初めて彼らを見たとき「これがセンスある奴の笑いか!すげえ」と感嘆しました。

「ダウンタウン食われるかもしれん」

それほど強烈なインパクトでした。

特にボケ担当の稲田のボキャブラリーが豊富で、言葉のイントネーションまで考えて漫才を構成してます。

新しい笑いを次々と生み出す

ボケの種類はここ数十年で出尽くした感がある」(松本人志)

このような発言をよく聞くようになりました。テレビでも笑いのセンスではなく、ビジュアルが重視されて若手が起用されている傾向があるように思います。

しかしアインシュタインの漫才はどんどん新しい構成、新しいボケを展開しているので、それを解説します。

不細工漫才の進化

稲田はアゴが長くしゃくれていて、常に顔色が悪く、初めて見るお客から悲鳴があがるほどの顔面を持っています。

たいてい顔に特徴がある人がやる漫才のパターンは決まっていて、不細工をつっこんだり例えたりするってのが王道。フットボールアワーなどが代表例です。

しかし、アインシュタインは違う。

ボケの稲田が「おいおいおい、まだ見た目いじろうとしてんちゃん?」からイニシアティブが転換します。

つまり不細工をいじるだけという従来のパターンから、漫才中に不細工側がツッコミに畳みかけていくという、これまでの構成から一歩進んだ構成で漫才が展開していきます。

これだけでも僕は一生飯が食えるだけの発明だと思います。

笑い飯の「ダブルボケ」みたいにネーミングをつけるなら「不細工漫才の進化」ですかね。

不細工漫才を進化させた動画

http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=jpchan11&prgid=44368981&ref=pi

ノリツッコミの進化

アインシュタインは不細工漫才の進化だけでなくノリツッコミも進化させています。

ノリツッコミというのは、「○○(例えボケ)はどう思う?」「そうそう○○みたいにこうしてね・・・って○○ちゃうわ!」みたいなのが一般的。

アインシュタインはボケの稲田が相手の言葉につっこんだ後、「ほな何?」という言葉からその相手の言葉(例えボケ)の先にあるストーリーを空想していきます。

その空想自体がとんでもなく奇妙でおもしろいボケの要素が盛り込まれていて、そのストーリーの矛盾について稲田自身がツッコむことで大オチにしています。

つまり、例えボケにのってツッコむという従来のパターンを、例えボケにのる段階を非常に長くとり、それをボケにし、最後のツッコミは例えボケに対してではなく、自分の空想ストーリーに対してツッコムというノリツッコミを進化させた形の漫才も披露しています。

ノリツッコミを進化させた動画

アインシュタインの才能

このように、アインシュタインは今までになかった新しいパターンの漫才を作り、笑いを巻き起こすというとんでもない才能の持ち主です。

新しいパターンを作るというのはできそうでなかなかできません。

これが、他のコンビには真似ができない、アインシュタインがお笑い界を席巻するたった1つの理由です。

アインシュタインの弱点

実力があるのにどうしても稲田の顔がフューチャーされてしまい、ネタが頭に入ってこない。

あるいは、「ああ顔不細工漫才ね。つまらん」とか。

番組に呼ばれても、まず顔についていじられ、ネタ見せできないとかという弊害があります。

「ごぶごぶ」初出演時も扱いが酷くて、全然彼らの笑いのセンスを聞こうという姿勢がスタッフや出演者にありませんでした。

本来、不細工という芸人にとっての武器が、センスの塊であるアインシュタインにとっては大きな足かせになってしまっているのが唯一の弱点です。


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泣いて喜びます。

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