長距離通勤・通学(電車)のメリットとデメリット

長距離電車通勤

この記事は2016年2月6日に更新しました。
情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。

この記事の読了時間は約4分です。

高校時代3年間は片道1時間50分、往復3時間40分。

今は片道1時間半、往復3時間を約半年。

長距離電車通勤・通学のメリットとデメリットをまとめてみました。

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長距離電車通勤・通学のメリット

遅刻をしない

逆説的ですが、長距離通勤・通学の人はほとんど遅刻しません。

なぜなら、朝の時間に余裕がまったくないので二度寝をする習慣がないからです。

また、登校時間ギリギリの1本前の電車だと定時の15分~20分前に着くので遅刻しません。

準備する時間を強制的に持てる

勉強の準備、仕事の準備時間が強制的に持てます。

高校時代には漢字の小テストの勉強、英単語の小テスト勉強に費やせますし、

通勤だとプレゼンのシミュレーション、その日の大事な予定の確認などに費やせます。

それらを例え「忘れていた」としても、電車内で思い出せば間に合います

遠距離通勤でなければ、思い出すのは直前になってしまうので気付いても、もはや手遅れ状態です。

途中下車できる駅が多い

定期代は長距離になればなるほど高くなりますが、その分途中下車できる駅が増えます。

通勤・通学区間の駅であれば、途中下車をしても追加料金は一切かからないので、話題のお店やレトロな商店街の風情などを楽しむことができます。

始発電車に乗り合わせる他人から元気をもらえる

長距離通勤・通学だと定時に間に合わせるために始発電車にのることもあります。

僕はバスケットボール部だったので朝練に参加するために始発に乗っていました。

今も早出のときは始発電車に乗っています。

さぞガラガラだろうと思っていたら、結構いるんですよね始発電車に乗る人。

遊びに出かける人や、終電を逃して帰る人も多いんだろうけど、「ああ頑張ってるのは俺だけじゃないんだ。」と心から思うことができます。

他人の頑張りを見るっていうのは自分のモチベーション維持には最高の薬です。

ファッションのアイテム情報を収集できる

靴買い換えたいなぁと思っていれば、乗客の靴にフォーカスしていい靴を探せますし、

カバン買いたいけど今流行りのカバンってどんなのだろう?と思えば、簡単にリサーチできます。

スマホ全盛の時代ですけど、毎日の通勤がウィンドウショッピングに早変わり。

美人(美男子)に合ってテンション↑

「めちゃくちゃかわいい!」人がまれにいます。もう見てるだけでテンションあがります。

学生時代暇な時、美人ルーレットと称して、止まった駅で美人が乗ってきたらアタリ、そうでなければハズレというルールで停車までに見える人影で「あたりか?!ああああ通りすぎて残念おばさん!!」とかやってました。ごめんなさい。

会話のネタになり、「頑張ってる」と評価される

「どこから?」

「〇〇です」

「遠!なんで?」

という会話の流れに大概なります。

その都度説明するのは不思議と面倒くさいと思ったことはなくて、自分を知ってもらえるいい機会だと思えます。

相手のリアクションの最後は「頑張ってんなぁ」になります。

別に遠距離通勤・通学してる奴は何も偉くなんかないんですけど、そう思ってもらえるのはお得です。

長距離電車通勤・通学のデメリット

電車遅延のリスクが高い

電車に暴露されている時間が長いので、人身事故、台風直撃などによる遅延リスクは非常に高くなります。

遅延証明をもらうのも混雑するし、もらったところで自分の失った時間は何も返ってこないので辛いです。

ストレスが半端ない

普通の人の2倍から3倍の時間を通勤・通学に費やしていると考えてしまうことがストレス。

んで、移動で心身ともに疲労が蓄積してストレス。

満員電車でイライラしてまたストレス。

終電が早い

終電、つまり、この電車に乗らないと帰れなくなるという時間が早くなります。

飲み会の2次会は参加不可能ですし、残業もほぼほぼできないです。

そうした「行動の制限」があるので、周りからは付き合いが悪いとか、いつもそそくさと帰るとか悪評を立てられる可能性も高くなります。

自由な時間が少ない

長距離通勤最大のデメリットだと思います。

これに耐えれるか耐えれないかで長距離通勤を続けられるかが決まってくると思います。

長距離通勤者は通勤に時間を人より割かないといけないので、何かの時間を削る必要があります。

テレビ、趣味、家族サービスなどが制限されても自分はやっていけるのか?やっていきたいと思えるのか。

毎日、自問することになる問題です。

長距離通勤の限界は85分~90分

アットホーム株式会社(2009)「通勤の実態に関する調査結果」では限界は88分(片道)

アットホーム株式会社(2014)「通勤の実態に関する調査結果」では限界は86分(片道)

「限界」っていうのは通勤者が想像で答えてる数値。

学生時代には新幹線で通学していた人がいたという伝説もきいたことがあります。

自分の覚悟で限界時間も変わってきます。

学生であれば親への負担も考えて選択すべきです。

以下のデータも参考になります。

片道1時間未満が8割。

30分以内(片道)の通勤時間の世帯が5割強、1時間未満までで仕切れば8割を超えている。片道2時間以上の通勤時間を有する世帯は1%前後

通勤時間の移り変わりをグラフ化してみる(2014年)


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コメント

  1. masa より:

    当地岡山ですが電車による長距離通学は、好ましいと言うことが、教育関係者の間で言われています。移動時間に本を開ける。等 自宅から通っている学生の方が、公務員試験等の合格率がいいと、私がパートの仕事で行っていた学校の先生方が言われていました。事に女子学生の場合自宅通学が、いいそうです。書かれている内容は、的をえています。
    大学生であれば、「片道2時間以内通学圏」と言われるそうです。

    • kodou kodou より:

      明確なデータが示せれば面白いですね。

      通学時間の長さと社会性の獲得の関係性、及び自発的学習の頻度についてとか興味深いです。

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