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お笑いコンビ、キュウの単独ライブをオンラインで視聴しました!
キュウはM1グランプリでも準決勝に進出するなど実力派のお笑いコンビです。
今回はオンラインでも視聴が可能と言うことでチケットを購入し視聴しました。
明日から2日間、第七回キュウ単独公演「最下位」です。ちょっぴり不吉なタイトルですが、お笑いライブです。面白いはず。18日には配信もありますので興味ある方は是非観てくださいね。
ローチケhttps://t.co/wSlrd0tAgR
FANYhttps://t.co/shzVD1wXqa pic.twitter.com/6SROASnoNd— キュウ ぴろ (@piroguramu) August 16, 2022
目次(クリックでワープ)
単独ライブ「最下位」の感想
少し前から漫才のネタが面白くなってきたと思っていたので見る前の期待値は爆上がり。
フリートーク・ブリッジなし
動画視聴だったので編集されていたのかもしれませんが
ネタとネタの間のブリッジなし。
ひたらすらネタ、暗転、ネタ、暗転・・・で7本?程度のネタを披露してくれました。
フリートークもなかった。
ネタ以外の素の2人の様子が見れるかな?と思っていたのでそこは少し残念でした。
ただし、youtubeで単独ライブのアフタートークが公開されているので
ネタ以外の語りや人となりを知りたい場合は要チェックですね!
恒例、単独のアフタートークです。
配信を観て、こちらを観ていただくと楽しいと思います。 https://t.co/0WotYiqfNm— キュウ 清水 (@pentachansp) August 20, 2022
印象的だったネタは「ののののののの」
1本目の「の」を題目に据えた漫才のネタが強烈なインパクトでした。
あとのネタはほとんど覚えていない位、強烈。
「の」に対してツッコまずに話が進んでいく違和感(いい意味で)、
「の」が増殖していく奇妙さと面白さ、
「の」に対して全然ツッコまない面白さが後から波のように押し寄せる。
いろんな面白い要素が化学反応を起こして笑いの渦となってました。
このネタは、キュウならではの異質な世界観だからこそ生み出せるものだと思いました。
キュウは何がすごいのか
単独ライブのネタを何本か見て感じたキュウの特徴。
なんだかよくわからないキュウの魅力を@49hackJpが必死に言語化してみる。
素の自分を出さずに漫才をする。
コントは演じる、漫才は素の自分を出すというのが一般的ですが
キュウの漫才では2人とも素の自分は出てきません。
常に演じている。
演技がかったやりとり。
漫才というカテゴリより芝居というカテゴリの方が近い。
素の自分を出さないしテンションも互いに低いことが多いから、
観客からしたら距離を感じる。
笑わせにきているポップさが全然ない。
にもかかわらずネタで笑えるという、とんでもないポテンシャル。
キリン川島は寝る前にキュウの漫才を見る
キリンの川島が寝る前にはキュウの漫才を見て眠りにつくと話していたことがありました。
演技がかった2人の漫才は例えるならキリン川島が2人いる感じ。
令和喜多みな実の漫才も演技がかっているけど演技が強いのって大体片方だけ。
キュウみたいに2人ともっていうコンビは知らない。
川島は自分もやっていた位だから演技の強い漫才が好きで、
キュウの両方とも演技が強い漫才、かつ面白いという漫才が大好物なんじゃないかなと。
ネタを深く解釈する余地を残す
- 冒頭のあのやりとりの意味はなんだ?
- 2人の関係性はなんなんだ?
- このネタの2人と前のネタの2人は同じなのか?
などなど、
意味がわからない、意味がわかりにくいことがネタの中に散在していて、
それが頭の中の妙な引っ掛かりとなります。
はてなから始まって、はてなが増えて、はてなが解決しない。
一方でネタは笑える。
脳の処理が追い付かずにキャパシティを超えて訳がわからない笑いを生み出す。
そんな計算がされている気もしました。
単独ライブで連続してネタをできるからこその遊び。
そこに生まれる無数の解釈。
参考 8/19 【ネタバレあり】死ぬほど暇だし、キュウ単独ライブ「最下位」の考察でもしよう〈前半〉
M1グランプリ2022年優勝候補
キュウは間違いなく優勝候補。
2020、2021と準決勝で敗退してしまっているので、
2022年は決勝に残って、茶の間にキュウの漫才で爆笑を巻き起こして欲しい。
Amazon Primeで過去の単独ライブ無料公開中
プライム会員向けに過去のキュウの単独ライブが無料公開されています。
無料公開は期限未定で打ち切られるので早めに視聴しておきましょう。
無料公開されているのは以下の4本
- 第一回 キュウ単独公演「キュウの新ことわざ辞典」
- 第二回 キュウ単独公演「時空無きモノ」
- 第三回 キュウ単独公演「猫の噛む林檎は熟能く拭く」
- 第四回 キュウ単独公演「猿の話 ー風は吹かぬが桶屋も儲かるー」
公開されているけど有料(レンタル330円〜)なのは以下の2本。
今回@49hackJpが視聴した単独ライブ「最下位」は第7回公演。
まだAmazonでは視聴できません。
この機会にキュウの単独ライブをチェックして彼らの実力を確かめてみてください!
次回の単独ライブも是非行きたいと思います。
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泣いて喜びます。
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